世の多くのキャバ嬢の頭を悩ませるのが、お客さんによるおさわり問題。
お酒が絡む場だからこそ、気が大きくなったり変な方向に盛り上がってハメをはずしたり…とおさわり客は後を絶ちません。
今回は、キャバクラにおけるおさわりの回避術をわかりやすく紹介していきます。
キャバクラのおさわりは禁止行為
そもそものルールについてお話しすると、キャバクラにおけるおさわりは禁止行為です。
キャバクラはお酒を楽しむ場であること
キャバ嬢がノリよく話を聞いてくれること
キャバ嬢が露出多めな服装をしていること
上記が原因で、キャバクラでおさわりができるのではないか…と勘違いしてしまう男性客は尽きません。
しかし、キャバクラでキャストの身体を触るのはどんな場合であってもNG。
ただしおさわりとはいっても、体のどの部位をどういった風に触られるかでキャバ嬢側の受け取り方は変わりますし、明確なアウトゾーンがあるわけではないのが難しいポイントです。唯一「セクシーキャバクラ」と呼ばれるジャンルのキャバクラだけが女の子に触れて大丈夫なお店です。
キャバクラのおさわり7つの回避術を紹介
キャバクラのおさわりは禁止行為ですが、油断した瞬間に触られてしまうこと、半ば無理やり触られてしまうことがあります。
ここからは、キャバクラ勤務の女性にはぜひ覚えておいていただきたい、キャバクラのおさわりを回避するための7つの秘策を紹介していきます。
▼キャバクラのおさわり7つの回避術▼
1、ボディタッチにつながる雰囲気を作らない
2、おさわりを避けやすい体勢で座る
3、おさわり客ほど紳士として扱う
4、触られる前に自然な形で手を握る
5、エスカレートする前に注意してやめさせる
6、黒服に注意してもらう
7、お店の方針が合わないなら移籍も検討する
ボディタッチにつながる雰囲気を作らない
おさわり客の多くは、「今なら触ってもいいかも…」とタイミングを見て行動を起こします。
おさわりされないための対処法は、まずボディタッチにつながる雰囲気を作らないこと。
お客さんがキャバ嬢を真剣に口説き始める
かなりきわどい下ネタで盛り上がりだす
上記の雰囲気はおさわり率が上がってくるので、早々に切り上げるのが基本です。
口説く流れで身体に触れる、下ネタの流れでノリで触る、というお客さんの魂胆をしっかり見抜いて雰囲気を切り替えていきましょう。
話題をガラッと変えるには「そういえば」「ところで」「なるほど」といった言葉をきっかけにすると、相手の思考がいったんリセットされるので便利です。
おさわりを避けやすい体勢で座る
キャバクラでは卓に座って接客するのが基本ですが、座り方を工夫するだけでおさわりされにくくなります。
▼NGな座り方▼
ソファに深く腰掛ける
→手が伸びてきたときにとっさに動けない
お客さんとの間隔が開きすぎている
→逆にお客さんのおさわり欲を刺激する
▼理想の座り方▼
ソファには浅く腰掛ける
→触られそうになった時すぐに動ける
ひざ同士が軽く触れる距離感と角度で座る
→程よく触れ合えているので満足してもらえる
おさわり客ほど紳士として扱う
おさわり客をおさわり客として認めて接客すると、相手は捨て身でいろいろな手法を使って触ろうとしてきます。
例)
「○○さん、この子新人だから触ったらだめだよ!」
「××さん今日はこの前みたいにおさわりしないでね…」
このように接すると、お客さん側は自分がそういうキャラとして容認されている気になるため、おさわり回避には逆効果。
おさわり客ほど紳士として扱うことで、下品な行動をしにくくなるのでぜひ試してみて下さい。
「○○さんって実は紳士だと思う」「××さんはステキ」など、相手に暗示をかけるように接客してみましょう。
触れられる前に自然な形で手を握る
上級者向けですが、隙あらば触ろうと狙ってくるお客さんに対しては、触られる前に自然な形で手を封じてしまいましょう。
手が男らしくてカッコイイから見せてほしい
手相を見るのが得意だからちょっと手を貸してほしい
手の大きさ比べをしてほしい
ハンドマッサージをしてあげるから手を貸してほしい
など、お客さんの手に触れるための口実はいろいろあります。
先に手で触れあうことで、お客さん側の触りたい欲もある程度満たされるためおさわりを回避しやすくなりますよ。
エスカレートする前に注してやめさせる
一度おさわりされてしまったら、あとはいかにエスカレートさせないかが重要。
肩を抱いたり腰に手を回すことに成功したら、だいたいのおさわり客は胸や太もも、スカートの中などさらに先を狙ってきます。
優しく笑顔で、さわってはダメということを諭すように伝えることが大切です。
「さわらないで!!」などキャバ嬢側がブチギレると酔ったお客さんとトラブルになるリスク大なので、腹が立っても絶対にやってはいけません。
黒服に注意してもらう
自分で注意してもお客さんに全く聞き入れるそぶりが見られない場合、黒服にこっそり相談して注意してもらいましょう。
トイレに立つふりをして裏で相談しても良いですし、目くばせなどで意思疎通をしても良いです。
黒服は店内を見回っているので気づけば自分から注意してくれることが大半ですが、気づいてもらえないからと我慢するのは良くありません。
女の子を守るのが黒服の仕事なので、きちんと助けを求めましょう。
お店の方針が合わないなら退店・移籍も検討する
ほとんどのキャバクラでは、キャストへのおさわりは一切禁止です。
しかし、お客さんを満足させるためにある程度のおさわりまでは我慢するようキャストに要請するお店も存在するのが実情。
在籍しているお店の方針が合わない場合、働いていてもストレスになるだけなので退店・移籍を視野に入れましょう。
女の子を大切に考えて運営しているお店は、おさわりを我慢させるなんてことはありません。
お店を辞めると言ったら罰金を払えと言われた
しつこく引き止められ辞めさせてくれない
親や学校にキャバクラ勤務をバラすと脅された
退店や移籍に際して上記のようなトラブルに巻き込まれた時は、一人でなんとかするのではなく、早い段階で弁護士に相談し退職代行を依頼する方法もあります。
今後同じエリアで水商売をするつもりがないのなら飛んでしまう方法もありますが、様々なリスクも付きまとうので慎重に考えることをおすすめします。
おさわりされやすいキャバ嬢はここを見直そう
実はキャバクラで働くキャストの中にも、おさわりされやすい女の子とされにくい女の子に二分化されます。
おさわりばかりされて困っているキャバ嬢さんはぜひ、下記で紹介するポイントを見直してみましょう。
接客スタイル
おさわりされやすいキャバ嬢の多くは、接客スタイルが受け身でお客さんに好き勝手な言動をさせてしまいやすい傾向があります。
キャバクラはおもてなしが重要ではあるものの、なんでも許してしまって良いわけではありません。
受け身であることがすべて悪いわけではないので、せめてダメなことはダメと伝えられるようになりましょう。キャバ嬢にとって負担になる言動やほかのテーブルに迷惑をかけるような言動があった時は、バシッとやめさせられるような対応ができるのが理想です。
話し方
小さな声でぼそぼそと話すキャバ嬢さんは自信なさげに見えるため、お客さんに付け入る隙を与えやすいです。
「多少のことは黙って我慢してくれそう」
「スタッフに言いつけたりしなさそう」
という印象を与えてしまい、おさわり・セクハラの対象になりやすいのです。
お客さんに何をしてもよさそうと思われないよう、ある程度ハキハキと話すよう努力してみましょう。
姿勢
背筋が悪かったり、肩が内側に丸まっていたりといった姿勢が良くない女性も、お客さんからは自信なさげに見えます。
姿勢はしっかりと伸ばし、堂々とした座り姿を見せるだけでもおさわりされる確率は下がります!
トーク内容
キャバクラでは下ネタトークで盛り上がることも珍しくありませんし、それ自体が悪いわけではありません。
しかしあまりに下品なトーク内容や、常に下ネタを話す状況に乗っかってしまうキャバ嬢さんはおさわりのターゲットになりやすいので要注意。
下ネタトークが好きなキャバ嬢だと思われると、=エッチなことが好き、と連想されてしまうのです。
下ネタはある程度のところで上手に話題を転換し、お客さんをエロモードで盛り上げさせ過ぎないようにできるキャストはおさわりされにくい傾向にあるのでマネしてみましょう。
キャバクラでおさわりされないたまには入店前の確認も必要
おさわりに関しては、できるだけされたくない!というのがすべてのキャバ嬢さんの本心でしょう。
仕事柄、100%おさわりを防ぐのはなかなか難しい部分はあります。
しかし最大限おさわりを避けるためには、下記で紹介する入店前の確認が重要です。
お店がどこまでのおさわりを許しているか
基本的にキャバクラはおさわり禁止ですが、先述のとおり、おさわりに関する明確で業界共通の基準が存在しません。
だからこそ、お店によってどこまでのおさわりを許容しているかは若干異なります。
キャバクラA店…一切のボディタッチ禁止
キャバクラB店…軽いボディタッチ程度なら黙認
キャバクラC店…ボディタッチの許容範囲はキャスト任せ
このように、勤務先によっておさわりに関する認識が異なることがあるのです。
どの程度のおさわりがあるか、そもそも触ろうとしてくるような客層が来るお店なのかは、体験入店で確かめることをおすすめします。
キャバクラとセクキャバは全く違うので要注意
ナイトワーク求人を探していると、ダントツでお給料が高いお店が載っていることがありますよね。
極端に時給が高い求人は、「セクキャバ」「いちゃキャバ」「おっぱぶ」と呼ばれるおさわり前提のお店の可能性があるので、お仕事内容は必ず細かいところまで確認してください。
見極め方のポイントとしては、下記のワードが求人の詳細にある場合、おさわりOKのお店の可能性大!
ライトサービス
ソフトサービス
生タッチなし
脱ぎなし
ブラあり
キスなし etc…
一般的なキャバクラの求人としてみたときに違和感のあるワードがあったら、ちょっと違うかも?と疑いましょう。
細かなところまで見ていくと、セクキャバであることがはっきりわかる表現が記載されているはずです。
ちなみに北海道の場合、本州で言うキャバクラ=ニュークラブ、セクキャバやおっぱぶ=キャバクラ、と呼び方が違うので要注意!
まとめ
水商売で働く女性にとって、おさわり客との攻防戦は永遠のテーマです。
今回は、お客さんの気分を害することなく、トラブルに発展させずにおさわりを回避する方法を7つ紹介しました。
お酒が入る場であることも含め「キャバ嬢はちょっとくらい触ってもいい」と勘違いしている男性はいますが、基本的にキャバクラのおさわりは禁止行為です。
上手に回避し、おさわりされずとも指名が入るようお客さんを上手にあしらっていきましょう。